本音を吐露します
私がやりたいことはなんだろう?
この問いを自分自身を問いかけてもいまいちこれです!と言えない。
こんなこと言うと今までの人生の中で出会ってきた人や仕事で関わったきた人にすごく失礼だし、本音を言えないと思っていた。
どんな仕事につきたいか?決定しなければならない岐路に立った時、なんとなくこんな感じ…という気持ちで決めてきた。
本当にやりたいことか?
自分に向いていることなのか?
そんなことはやってみないとわからない。
でも、一度その道を決めたら後戻りや、変更はきかないと自分に言い聞かせてきた。
将来就きたい仕事のためにはどうしても大学進学が必要。
そんな明確なビジョンがないと親から大学進学は許されなかったからだ。
大学進学=将来の仕事決定
という構図だ。
つまり、「とりあえず大学」という選択肢はない。
医者、弁護士、教師…といった資格や免許を取るために大学に行き、必ずやその仕事に就くという条件のもと大学に行くということだ。
だから試しにやってみてやっぱり向いてないとか考えが変わったなどということは口が裂けても言えないといつも自分に言い聞かせてきた。
人生は全部自分が決めてきた。
これは間違いない。
親のせいにしようとは思ってない。
むしろ、親には感謝している。
でも、知らず知らずのうちに枠にはまってその中で生きてくことしかしてこなかったという思いはある。
いい子でいなくてはならいという枠
人からどう思われているのかという枠
実際には大学に時代の実習中に私向いてないかも…と感じていた。
そして、仕事に就いた時もなんとなく違和感を感じていた。
でも、この仕事で食べていかなくてはならないと心に誓って、続けているうちに違和感に慣れてきた。
そしていつしか惰性で続けているような感覚になった。
そう思わないと続けられなかった。
この道が正しいかなんて考え始めたら、目が覚めてしまったら辞めたくなってしまう。
辞めたいなんて口が裂けても言えないし、言ってはならない。
だからか、ずっと自信がなかった。
私はこの道で、誰にも負けないなんて思えなかった。
結局、病んで辞めてしまうことになるのだが…
私は自分で自分を誤魔化し、自分の気づきに目を背けてきた。
こんな年齢になってからやっと自分の心の声を聞き、そして心に正直に進んでみようと思えるようになった。
本当に自由になって、
何が私の役目なのか?
何が幸せなのか?
どんな生き方をしたいのか?
考えてみたい。
ではでは。