私の音楽史②
こんにちは。
だいちゃんです。
毎日暑いですね~。
8月に入ったかと思うくらいの気温と湿度。
熱中症に気をつけましょう。
さて、今回は私の音楽史の2回目です。
1回目はこちら
人には人生の転機がいくつかありますが、私の大きな転機は
「離婚」。
まさか、自分が離婚するなんて思ってもみなかったのですが。
結婚生活が坂道を転がるように落ちていく・・・。
そんな経験をしました。
転がっているときに加速したり、一度止まって決断したりのタイミングでいつも流れていたのは、「宇多田ヒカル」
いつも私の傍にいてくれました。
転がり落ちるスタートを飾る曲は、
デビュー曲の「outmatic」
声を聴くだけで、指輪に触れるだけで大好きな人とアクセス可能、
一瞬にして胸キュン♡になるよっていう曲。
まさに自動的よね!
まだ上の娘が小さい頃、
パートナーの帰りを待つけど帰ってこない。
そんな時にヒットチャート番組で常に1位のこの曲が流れていました。
サビの「it's outmatic~」が「いつ、お泊り?」に聞こえて、
パートナーの思惑、企みをじわじわと感じさせる、そんな一曲です。笑
今は(笑)ですが、当時は本当に辛くて辛くて。
今でも聞くと自動的にそのころの感情にアクセスできます。
仕事も育児も家事も何もかも疲れ切っているときに車の中で聴いていました。
曲名が
「あとちょっとで縮められるよ、今ならまだ間に合う。」
という意味にもとれるし
「あとちょっとだけど、手を伸ばしても届かない。」
という意味にもとれます。
心身ともにボロボロ、底なし沼に落ちていく感覚。
パートナーと別居中に幼子2人を連れて近くのスーパーに行ったときにパートナーとばったり遭遇しまして。
その時に彼は彼のパートナーと一緒で。笑
パートナーがたくさん出てきて???ですよね。
私もスーパーで遭遇時、一瞬頭の中が???でした。
別居は夫婦・家族再生が前提だったので・・・。
なぜ、女の人と一緒なのかな???
その時にスーパーで流れていたのがこれ。
心の中でパチンと音がしました。
そう、吹っ切れた瞬間でした。
「もういいよ、旅に出ろ~」
宇多田さんの声が聞こえました。
MVは近未来的でカラフルな映像。
私の未来を明るく照らしてくれているようでした。
「道」
アルバム「Fantôme」に収録されています。
仕事で遠出するときに車の中でよく聴きました。
アルバムの1曲目なのですが、イントロからすごく癒され、穏やかな気持ちになります。
離婚後ずいぶん経ちました。
今までいろいろあったけど、自分で自分を褒め、励ましたくなる一曲。
離婚しても後悔なく、今が幸せ!!と思える一曲。
この曲は、宇多田さんが亡き母 藤圭子さんを想って書いた曲なのだとか。
丸みを帯びた柔らかさを感じる曲だと思っていたのですが、そういうことか・・・。
みなさんにも人生を伴走してくれているアーティスト、曲はありますか?