心の温まるランチ
今日は娘とランチにでかけました。
娘の仕事はシフト制で今日はお休み。
3月は娘の誕生月ということもあり、ちょっとだけ豪華なランチを食べようということになりました。
大好きなイタリアンのお店に向かいました。
家から車で10分くらいなのですが、木が生い茂っていて狸が出没することもあるのだとか。
今回は前菜とパスタのランチをいただきました。
ドルチェ無しのコース。
というのは、お店のお隣にチーズケーキ屋さんがあるので、
そちらでバスクチーズケーキを買って帰ることにしたからです。
ランチもケーキも美味しかったです。
さて、お店は月曜日なのにすごく混んでいて、びっくり。
案内されるまで30分ほど待ちました。
でも、このご時世に商売繁盛なのはいいこと!
待っている間に温かい緑茶の入った小さな紙コップが配られました。
「お待たせして申し訳ありません。どうぞ」
という店員さんの笑顔が素敵でした。
その紙コップは2つ重なっていたのですが、
娘曰く、
熱いお茶だからわざとコップを重ねて「あっつー」ってならないようにしてるんだね。
とのこと。
なるほど、そういうことね。
気が利いてる!
私たちの次に待っていたのは、どう見ても中学校の卒業式帰りの親子3人。
制服の娘さん、正装しているお母さん、お昼休憩で会社を抜けてきた(私の想像)作業服のお父さん。
私たちが案内されたときにはテーブル席が2つ空いていました。
一つは窓際の景色のよい席。
もう一つは壁際の席。
私たちは壁際、そして親子3人は窓際に案内されました。
娘さんの卒業記念ランチだから店員さんは親子3人を景色のいい窓際の席に案内したんだわ。心が温まる接客が素敵よね~。
と娘に話したところ、
それは偶然でしょと、この深イイ話の腰を折りました。笑(特に深くはないか)
そして、最後のコーヒーを味わって、お会計へ。
PayPayで決済と伝え、QRコードを読み取り、金額を入力し確認してもらって、まではよかったのですが・・・。
店員さん(私と同年代の女性)がメモ帳の手書きフローを見ながら一生懸命タブレットを操作するものの、画面を行ったり来たりしていて決済が完了する気配はありません。
そのうちに、もう一人お客さんがレジに並びました。
ますます焦る店員さん。
現金払いにしましょうか?と伝えても
大丈夫です!少々お待ちください!
と悪戦苦闘。
私も次のお客さんも、特に急ぐわけでもイラ立つわけでもなく、見守っていたのですが、どうにもならずヘルプを要請。
その後、すぐに決済は完了しました。
その店員さんが、「私、アナログ人間なのです・・・ほんとうにすみませんでした」
と言いながら恥ずかしそうに笑顔で店先まで見送ってくれました。
そんなの、気にしなくていいのです。
やっていくうちに慣れていけばいいのだから。
美味しいお料理、温かいおもてなし、最後まで温かい笑顔。
そんなランチに大満足なのでした。
ではでは。