二人の父の話~父の日に想う~
私には二人の父がいます。
金持ち父さん、貧乏父さん的な話ではありません。
私には実父ともう一人、嫁ぎ先の義理の父がいます。
離婚したので、もう父ではないのですが、私は父だと思っています。
離婚後も私や二人の娘と温かく接してくれました。
困ったときにはいつも手を差し伸べてくれました。
この二人のキャラクターは真逆です。
実父は、ザ・昭和の家事一切しない父、自分中心に地球が回っている論を地で行く人。
一方、義理父は、家庭的で家族サービス・こどもの行事はフルコミット。
夫婦のあり方も真逆。
初めて義理父に会ったときはちょっとしたカルチャーショックでした。
洗濯物を取り込む父、夕食の買い物に行く父、自分より奥様優先の父。
私の辞書にはそんな「父」の定義はありませんでした。
実父は自己中ではありましたが、実はとっても優しい人。
義理父は、どこからどう見ても優しい人。
二人は真逆な性格でしたが、「温かい、優しい」は共通点。
実は二人とも亡くなっています。
今日は義理父の命日です。
義理父が亡くなったとき、実父は元気でしたが、その半年後に亡くなりました。
しかも、同じ病気で。
今あの世で二人とも大好きなお酒を酌み交わしていると思います。
大好きなお父さん。
ありがとうお父さん。
ではでは。