二人の母の話~二人違って二人良い~
以前父の話をしましたが、今回は母の話をします。
私には母親が2人います。
生んでくれた母と育ての母がいるという複雑な家庭環境の話ではありません。
私はごくごく一般的な家庭で育ちました。
私には実母ともう一人嫁ぎ先の義理母がいます。
離婚したので、もう母ではないのですが、私は母だと思っています。
義理母は純粋で、温かく、おおらかで、私を実の娘のようにかわいがってくれました。
それは離婚後も変わらず、今でも仲良しな母娘です。
↑の父のブログでも書いたのですが、母二人も性格が真逆。
実母は亭主関白な旦那様の後ろを3歩も4歩も下がって歩く人、
几帳面できれい好き、~ねばならないが強い人。
義理母は温厚な旦那に言いたいことをズバッという人、
おおらかで多少散らかっていても気にしない、
そんなときもあるよねって切り替えられる人。
私の嫁ぎ先としては正解◎!!笑
義理母のおおらかさに何度助けられたことか!!
ズバッと言われて傷ついたこともありましたが、義理母のお腹の中は真っ白で、何の企みもありません。
私が根に持たなければ、次の日からは何も変わらぬ生活です。(同居していました)
金銭感覚も真逆。
実母は中学を出て実家の農業を手伝い、その後親元を離れて小さな工場で働きました。
そのためか、倹約、節約、お金の管理が得意。もちろん、封筒に入れてお金を分類します。
義理母はその昔庄屋様と言われる家庭に育ち、社会人経験はアルバイト程度の仕事をちょっと。
お金の心配がなく育ち、おおらかな性格もあってか、どんぶり勘定が得意。
そんな二人の母にも共通点があります。
読書好きで真面目。
二人とも中学生の頃、図書委員だったそう。
そして、自分の親はもちろん、嫁ぎ先の親を大切にする心優しい人。
子育て方針も違いはありますが、子どもへの愛情が深い人。
二人とも足腰は弱ってきましたが、まだまだ元気。
私は仕事を辞めたので、いつでも自由に会いに行けます。
3月までは職場のコロナ禍に伴う行動制限がとても厳しく、行きたい時、行かなければならない時に行くことができなかったのです。
自宅から私の実家、義理母の家はともに高速で2時間半くらい。
1月に1回は訪問しています。
元気なうちに感謝の気持ちを込めて親孝行をしたいと思っています。
来週あたり実母の畑のジャガイモ掘りに行く予定です。
ではでは。