授かりもの
先日、高松に行ってきましたが、
行きの飛行機の便を午後にしたのにはわけがありまして。
それは、午前中に東京在住の友人に会うためです。
彼女は高校時代のクラスメイトであり、部活の仲間であり
辛い時に支えてくれた大事な友です。
最後に会ったのは15年くらい前で、それからはお互い子育てが忙しく
年賀状のやり取りだけになっていました。
昨年末、その友人から年賀欠礼のハガキが届きました。
文面を見てびっくり。
旦那様(私と同じ52歳)が亡くなったと書いてありました。
私は今すぐにでも駆けつけなくてはと彼女に連絡したのですが、今はまだ慌ただしくやることがいっぱいとのことで、少し落ち着いたころに会いに行くことを約束しました。
春になってからと思っていたのですが、今回上京することを話して会いに行くことにしました。
お宅について遺影を見たら最後に会った時と同じ笑顔でした。
ほんとにまだまだ若過ぎます。
旦那さんは1年前に胆石の手術をした際に癌が見つかり、抗がん剤治療をしたけれどその後転移してしまい、あっという間に亡くなってしまったのだそう。
亡くなる1か月前まで仕事をしていて、亡くなったことが信じられないとも話していました。
お酒は飲まないし、30歳の時に禁煙したし、野菜中心でバランスの良い食事、適度な運動もしていたのに…ということでした。
仕事が好きで、家庭も円満。
いったい何が悪かったのだろう。
そういえば私の父はお酒が大好きで毎日飲んでたけど82歳まで生きたのよね。
彼女と別れて羽田空港に向かう電車の中で、人の命って生まれたときに授かってくるのだろうなとぼんやり考えました。
天命というべきもので抗うことができないのだと。
私は天命に抗うことなく生きたいと思っています。
与えられた命を全うして旅立ちたい。
やりたいことは全部やった!と思えるように。
そんなことを考えたのでした。
ではでは。